高安 杜このみと手つなぎ婚約会見 婚約指輪はハリー・ウィンストン「頑張りました」
「大相撲九州場所」(11月10日初日、福岡国際センター)
大相撲の大関高安(29)=田子ノ浦=が演歌歌手の杜このみ(30)と婚約を発表し、10月31日、福岡県大野城市のホテルでツーショット会見した。
会場にはTVカメラ10台、記者80人が駆け付け、午後2時、2人は手をつないでラブラブモードで登場。座ると、目線をかわし、互いに笑みを浮かべた。
高安は「これから2人で力を合わせて頑張っていく。とてもすがすがしい気持ち。互いの道をしっかり突き進んでいく」と誓い。杜は「やっとお話できます。幸せな気持ち。しっかり支え合いながら励まし合って夢に精進したい気持ち」と喜びをあふれさせた。
出会いは17年の福祉大相撲。カラオケのコーナーで共演した。角界でも屈指の美声を誇る高安は「いとしのエリー」を歌い、杜の心をつかんだ。杜は「お歌が上手でびっくりした。負けたくないというくらい上手」と、本職もうならせるほど。
杜の師匠で演歌歌手の細川たかしは田子ノ浦部屋の後援会最高顧問を務める。その縁で千秋楽パーティーに何度も同行、高安は「とても凜(りん)として着物がすごく映える素敵な女性」と惹かれた。「自然と付き合いしましょうという流れになった」(杜)という。
交際は2年、プロポーズは今年の名古屋場所前の7月2日、杜の30歳の誕生日だった。名古屋での公演を終え、食事をした際、高安が「結婚しよう」と申し込み、杜も「うれしくて胸が一杯」と、感激して受け入れた。
その時に贈った婚約指輪は高級宝石で知られる「ハリー・ウィンストン」。高安は「頑張りました」と照れ笑い。会見で杜は左手薬指の立派なダイヤモンドを輝かせ、幸せいっぱいだった。
「このみ」、「晃さん」と呼び合い「幸せな家庭をつくっていきたい」と高安。杜も料理本を見て食事を勉強中。高安は「サバの味噌煮を作っていただいた。ハンバーグも。栄養面でサポートもしていただいている」と、角界屈指の大食漢が胃袋もばっちりつかまれた様子だった。
デートはカラオケなど。2人で「カナダからの手紙」をデュエットをして盛り上がった。杜は妊娠していない。子供は「2、3人くらい」と、高安は話した。