東京五輪 トライアスロンと総合馬術クロスカントリーの開始時間前倒しへ 森会長が表明
2020年東京オリンピックでのマラソン・競歩の札幌移転に関連して、2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長と、IOC(国際オリンピック委員会)調整委員会のジョン・コーツ委員長らが1日、都内で会見を開いた。席上で森会長がトライアスロンと馬術について開始時間の前倒しを進める方針を明かした。
森会長は暑さ対策の一環として、「複数のスポーツで競技時間の前倒しを議論しております。トライアスロン、及び馬術は競技時間の前倒しを進めることでIOC、IF(各競技の国際的な統括団体のこと)と共通認識にいたりました」と説明した。
トライアスロンは「男子、女子、混合リレー、それぞれ1時間前倒しをする方向であります」とした。11月1日現在では、公式ウェブサイトなどで公開されている競技日程によると、男子は20年7月27日の午前7時30分開始、女子は同月7月28日の午前7時30分、混合リレーは同年8月1日の午前8時30分開始となっている。
馬術については「総合馬術のクロスカントリーの開始時刻を7時半から8時の間で調整中です」とした。同種目は11月1日現在では、8月2日の午前8時30分からの予定になっている。
正式にはIOCの理事会で決定される見通し。