松野明美氏 五輪マラソン札幌移転は国語の試験が数学になるような「衝撃がある」
1988年ソウル五輪1万メートル代表で、国内トップ級のマラソン選手でもあった松野明美氏(51)が2日、テレビ朝日系のニュース番組「サタデーステーション」で、2020年東京五輪のマラソンが札幌に移転されることを、試験科目が国語から数学に突然、変更されるようなものだと批判した。
松野氏は9カ月前のコース変更を「選手っていうのは4年前ぐらいからもう、東京が決まった時点からですね、コースを下見したりして、準備をしているんですよね。選手としては本当にあり得ないことかなと本当、思ってますね」と、選手の立場からIOCの決定を批判。
「国語の試験を受けようと思って国語の準備を、国語の勉強をしていたのにも関わらず机の上を見たら数学だったというような、そんな衝撃がやっぱりありますね。非常に、全然違うんですよ」と、東京と札幌のコースの違いを説明していた。