宇野昌磨 フリーのジャンプでミス連発 3度の転倒で8位…1人で涙
「フィギュアスケート・フランス杯」(2日、グルノーブル)
男子フリーが行われ、前日のショートプログラムで4位と出遅れた平昌冬季五輪銀メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)は3度の転倒もあり、136・79点の合計215・84点で8位に終わった。ネーサン・チェン(米国)が297・16点で優勝した。
五輪銀メダリストが苦しんでいる。宇野は冒頭の4回転サルコー、4回転フリップとミスが続くと、安定感があるはずのトリプルアクセル(3回転半)まで転倒。フリー自己ベスト(197・36点)、合計自己ベスト(289・12点)には遠く及ばず。ルール改正もあったため参考記録となるが、フリーの得点はシニアデビューイヤーである2015年以来最低となった。
今季コーチ不在である宇野は、得点を見るキス・アンド・クライにひとりで座り、涙を流した。