梅木真美、女子78キロ級五輪代表争い名乗りV リオ代表が意地!GS大阪へ闘志

 2連覇を決めた梅木(上)
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 「柔道・全日本体重別選手権」(2日、千葉ポートアリーナ)

 女子78キロ級はリオデジャネイロ五輪代表の梅木真美(24)=ALSOK=が2年連続3度目の優勝を果たし、東京五輪代表2次選考会となるグランドスラム(GS)大阪大会(22~24日)への出場を確実にした。70キロ級は田中志歩(環太平洋大)が連覇し、78キロ超級は冨田若春(コマツ)が初制覇。男子は60キロ級の青木大(パーク24)、66キロ級の相田勇司(国学院大)、73キロ級の原田健士(日体大)、81キロ級の友清光(国士舘大)が初優勝した。各階級4枠のGS大阪代表は3日に決まる。

 リオ五輪代表が、東京の代表争いに名乗りを上げた。女子78キロ級決勝。梅木が小外掛けで一本勝ちし、2年連続3回目の頂点に上り詰めた。初戦の2回戦を含めて4試合中、3試合で一本勝ちと圧倒的な力を見せつけた。

 積極的に前に出る作戦が奏功し「東京のことを考えると、ここで優勝したいと思っていた」と評価した。15年世界選手権金メダリストだが、翌年のリオ五輪は初戦敗退。そのときに比べて、自分で練習メニューを考えるように変わっていった。

 これでGS大阪の出場権を獲得。世界選手権銀メダルの浜田尚里(自衛隊)を倒してアピールしたいところだ。「自分の力を出し切れば十分にチャンスはある」。7月のGPザグレブも制した24歳は勢いに乗っている。

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