萩野公介 五輪“一発選考”に自信「緊張感は大好き」
競泳リオデジャネイロ五輪男子400メートル個人メドレー金メダリストの萩野公介(25)が3日、東京ビックサイトで行われた「東京モーターショー」内で、所属するブリヂストンのトークショーに登場し、東京五輪代表選考会へ自信をのぞかせた。
元日本代表で、リオ五輪では男子800メートルリレーでともに銅メダルを獲得した松田丈志氏とともに登壇した萩野。東京五輪代表となるためには日本選手権(4月、東京アクアティクスセンター)の決勝で派遣標準記録を突破する必要があるが、その“一発選考”へ「独特の雰囲気で緊張感はものすごい。でも、そういう緊張感が僕はものすごいエネルギーになるし、大好き」と力強く語った。また「見ている人も、僕たち自身もわかりやすいし、やるべきことは一つ」と前向きにうなずいた。
萩野は不調のため3月から休養し、8月に競技復帰。完全復活へ向け、日々練習を積んでいる。次戦は社会人選手権(9、10日・静岡)の予定。2021年に福岡で行われる世界選手権へ向けても「もちろん頑張ります」と語った。