大迫傑が反論 自身のドーピングを疑う人に「単純思考さ半端ない」

 陸上・男子マラソンの大迫傑(ナイキ)が10日、ツイッターに自身のドーピングを疑う人に向けて反論した。

 大迫はナイキが運営するチーム「ナイキ・オレゴンプロジェクト」に所属していた。同チームのヘッドコーチ、アルベルト・サラザール氏に禁止薬物の不正売買や使用などの違反があったと、米国反ドーピング機関(USADA)に認定され、4年間の資格停止処分を科された。

 こうした経緯を受け大迫は自身のアカウント(@sugurusako)で2019年11月10日午前8時46分に自身の考えを投稿。「オレゴンプロジェクトの件で既に僕がドーピング違反をしたみたいになってるみたいだけど、そう思ってる人の単純思考さ半端ない。僕はコーチに訳の分からない薬や注射をしろと言われた事はないし口にいれるサプリメントやのど飴に1つでさえも全て確認してるからね」(注・引用した投稿文は原文のまま)とドーピングを否定した。

 大迫はサラザール氏ではなく、同チーム内ではピート・ジュリアン氏の指導を受けていた。

 大迫は現在の男子マラソン日本記録保持者。今年9月の東京五輪代表選考レース・MGCでは3位に終わり、代表内定を同レースでは得られなかったが、自身の日本記録よりいいタイムを今後の選考対象レースで出す選手がいなければ大迫が代表に選ばれる。

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