豪栄道休場…再出場しない方針で来場所かど番
「大相撲九州場所・2日目」(11日、福岡国際センター)
東大関豪栄道(33)=境川=が11日、日本相撲協会に「左足関節靱帯(じんたい)損傷で全治約8週間を要する見込み」との診断書を提出し、休場した。敗れた初日の小結遠藤戦で痛めた。再出場しない方針で、来年1月の初場所は9度目のかど番になる見通し。
豪栄道は病院での検査後に取材に応じ「しばらく(時間は)かかると思う。ファンの皆さんに申し訳ない」と厳しい表情。患部を固定し、松葉づえを使用していた。師匠の境川親方(元小結両国)は「本当に残念だ。変な転び方をしたから、まずいと思っていた」と話した。
豪栄道の休場は7月の名古屋場所以来10度目。一年納めの土俵は初日から休んだ横綱鶴竜に続き、看板力士が不在となった。