栃ノ心が右肋軟骨骨折で休場 大関返り咲きは絶望的か
「大相撲九州場所・5日目」(14日、福岡国際センター)
関脇栃ノ心(32)=春日野=が5日目の14日、休場した。日本相撲協会に「右肋軟骨骨折で3週間の安静加療を要する」との診断書を提出した。
4日目の宝富士(伊勢ケ浜)戦に勝ち、2勝2敗としたが、右脇腹付近を痛めていた。再出場は難しい見込み。先場所、大関から陥落し、今場所は10勝を挙げれば1場所で大関への返り咲きが可能だったが、絶望的となった。
新入幕の若隆景(24)=荒汐=も5日目、休場届を出した。「右足部ショパール関節脱臼で約1カ月の治療を要する見込み」と診断。新入幕で初日から4連勝としたが、4日目の照強(伊勢ケ浜)戦で右足首を痛めた。