高梨沙羅 新シーズンへ心機一転「新しい自分受け入れて戦えるように」
ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(23)=クラレ=が15日、羽田空港で取材に応じた。
W杯開幕戦(12月6~8日、ノルウェー・リレハンメル)から始まる新シーズンへ向けて、欧州へ出発する高梨。今季は五輪も世界選手権もない中間シーズン。22年北京五輪に向けて、昨季からジャンプをゼロからつくり直している段階だが、「まだ(到達点の)半分もいってない」と自己分析し、「結果を残すことも重要だと分かっているけど、自分の形をつくっていきたい」とまずは足元を見つめる段階だと強調した。
夏場のトレーニングではさまざまな種類のジャンプ台からでもいいスタートを切れるように練習を積んでおり、「今までの自分ではトップレベルで勝てない。新しい自分を受け入れて、新しい舞台で戦えるように」と心機一転を誓った。