競泳の孫楊、ドーピング違反否定 CAS裁定は年明け見通し

 【ジュネーブ共同】競泳男子の五輪金メダリストでドーピング検査妨害の疑いがある孫楊(中国)が15日、スイスのモントルーでスポーツ仲裁裁判所(CAS)の公聴会に出席して不正行為を否定した。公聴会は10時間にわたった。AP通信によると裁定は年明け以降に出る見通しで、世界反ドーピング機関(WADA)が求める2~8年の資格停止処分が下ると東京五輪に出場できない。

 昨年9月に孫楊の自宅で抜き打ち検査が行われた際、同選手の警備員が血液検体の容器を壊したとされる。異例の公開聴聞会で、孫楊は「検査員が適切な身分証明書を携行せず、信用できなかった」と正当性を主張した。

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