ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で史上初の8強に入った日本代表のロック、トンプソン・ルーク(近鉄)が17日、大阪市のヤンマーフィールド長居で、W杯後初の公式戦となるトップチャレンジリーグの清水建設戦に臨んだ。
日本代表のW杯最多出場記録を持つ38歳。今季限りでの現役引退を表明している。W杯の準々決勝から約1カ月にも「毎試合、めっちゃ大事」と先発を志願した。後半途中に退くまで、力強いタックルなどを見せて、64-29の勝利に貢献した。下部リーグにもかかわらず5068人の観客が集まり「びっくり。うれしい。すごくいい感じ」と傷ができた顔で喜んだ。