トヨタのタナク「夢がかなった」 WRCで初の年間総合V

 自動車の世界ラリー選手権(WRC)に参戦しているトヨタは20日、2019年シーズンを終えて東京都内で記者会見を行い、自身初の年間総合優勝を果たしたオット・タナク(エストニア)は「何より夢がかなった。重圧を乗り越え、チャンピオンになれた」と喜びを語った。タナクは、来季からは現代と2年契約を結んでいる。

 今季は最終戦のラリー・オーストラリアが森林火災の影響で中止となり、トヨタは製造者部門の2連覇を逃した。現役時代に三菱自動車で年間総合4連覇の実績を持つトミ・マキネン代表は、来季に向け「いろいろなことに目を向け、改善していくのが大事なことだ」と語った。

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