横井ゆは菜はフリー126・87点、合計189・54点「評価していただけた」

フリーを終えて歓声に応える横井ゆは菜=真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・NHK杯」(23日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 女子フリーが行われ、SP8位の横井ゆは菜(19)=中京大=はフリー126・87点、合計189・54点だった。5人が滑り終えた時点ではトップに立っている。

 冒頭の2回転アクセルを降りた後、3回転ルッツの予定が2回転になった。ジャンプでは3回転ループ、3回転フリップと続け、終盤に固めたコンビネーションジャンプへ。3回転サルコー-3回転トーループ、3回転ルッツ-2回転トーループとまとめたが、2回転アクセル-3回転トーループ-2回転トーループのところで2つ目のジャンプが2回転となってしまった。

 このため、演技の中に2回転トーループを3本繰り返したことにより、最後の2回転とループが無効な要素となった。

 しかし、フリーの得点は自己ベストの126・81点をわずかに上回り、キスアンドクライではコーチとともに驚いていた。報道陣には「練習してきたことをすべて出せたわけではないが、思っていた以上にフリーを評価していただけた」と振り返った。

 「次からトップを狙えるような選手ではないが、もう少し自分に期待して、上を目指していいのかな、と思えた大会でした」と語った。

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