羽生結弦4回転4本、ミスも即リカバー 合計305・05点でファイナル確定

フリーを終えてフィニッシュを決める羽生結弦=真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・NHK杯」(23日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 男子フリーが行われ、SP1位の羽生結弦(24)=ANA=が195・71点、SPとの合計で305・05点を記録した。ミスはあったものの、演技を変更するリカバーで4本の4回転ジャンプを織り込んだ。残り2人の時点でトップに立ち、GPファイナル出場権を確定させた。

 冒頭の4回転ループはこらえた。続く4回転サルコーは着氷。スピン、ステップシークエンスをはさみ、3回転ルッツ、単独の4回転トーループと着氷した。

 そして4回転トーループ-オイラー-3回転フリップの高難度コンビネーションが1つ目のジャンプが抜け単独の2回転トーループになってしまった。

 3回転アクセル-3回転トーループの予定を4回転トーループ-3回転トーループに変更。最後の3回転アクセル-2回転トーループを3回転アクセルからの3連続ジャンプに変更した。

 演技終了後は何度かうなずき、納得したような表情を見せた。

 シーズンベストのフリー212・99点、合計322・59点をマークして優勝した今季のスケートカナダでは、冒頭の4回転ループがやや乱れた以外は、各要素で大きな加点を得た。中でも4回転トーループからの連続ジャンプは後半配置のため基礎点が1・1倍されて16・83点、ここに出来栄え点4・07点を加える得点源としていた。

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