萩野2位「楽しかった」 9カ月ぶり400個人メドレー出場
「競泳・東京都オープン」(23日、東京辰巳国際水泳場)
不振による休養から8月に復帰した萩野公介(25)=ブリヂストン=が9カ月ぶりに男子400メートル個人メドレーに出場し、決勝で4分16秒86で2位となった。瀬戸大也(25)=ANA=が4分10秒04で優勝した。
2月のコナミオープンでは同種目の予選で自己記録より17秒以上遅い4分23秒66に終わり、決勝を棄権。復帰レースは予選、決勝ともにライバル瀬戸の隣を泳ぎ、ともに5秒以上遅れ「大事な種目だからこそ泳ぎ終わった後に苦しかった」と言いつつ「幸せだったし、楽しかった」と感慨深げだった。
かつての萩野にはまだ程遠いが「思ってたよりも速く泳いだ。練習だと(4分)30秒とかだったんで。集中してできた」と前進している。「いつか大也に絶対勝つ」と闘志を燃やす姿もあった。