サンウルブズ、トンプソンにラブコール「来てほしいですね、もちろん」
南半球の世界最高峰リーグ・スーパーラグビー(SR)に参戦する日本チームのサンウルブズ(SW)は26日、東京都内で新シーズンのチーム発表会見を行い、第1次メンバー15人を発表した。チームを運営するジャパンエスアールの渡瀬裕司CEOは、今後の追加メンバー候補として日本代表ロックのトンプソン・ルーク(38)=近鉄=にラブコールを送った。
「トンプソン、来てほしいですね、もちろん」と同CEOは目を輝かせた。
この日、発表した15人に、19年W杯代表は入らなかった。メンバーは今後順次追加し、最終的には40~45人になる予定だが、2月に開幕するSRと日程が重なるトップリーグ主力選手の招集は難しい状況になっている。
一方でトンプソンが所属する近鉄は2部に相当するトップチャレンジリーグに属する。来年1月19日に全日程終了し、SRの日程と重ならない。そこで浮上したトンプソン招集プラン。今季限りでの引退を表明している38歳のレジェンドに、もうひと花咲かせてもらう思いだ。
◆サンウルブズ第1次メンバー
▽プロップ
シオネ・アシ(21)NZ
ジャレッド・アダムス(23)NZ
▽フッカー
レニ・アピサイ(23)NZ
ジャバ・ブレグバゼ(32)ジョージア
▽ロック
ベン・ハイン(25)豪州
トム・ロウ(28)NZ
▽フランカー
ブレンドン・オコナー(30)NZ
ミッチ・ジェイコブソン(23)NZ
▽ナンバー8
ジェイク・シャッツ(29)豪州
▽ナンバー8/フランカー
オネフンガ・カウフシ(23)トンガ
▽SH
斎藤直人(22)早大
▽SO
ガース・エイプリル(28)豪州
▽CTB
ジョーダン・ジャクソン=ホープ(23)豪州
ベン・テオ(32)ニュージーランド
シオサイア・フィフィタ(21)トンガ
※()数字は年齢。地名は出身地。NZはニュージーランド、豪州はオーストラリア