バドミントン ナガマツ、タカマツ勝利で初の決勝へ「自信につながる」
「バドミントン・全日本総合選手権」(30日、駒沢体育館)
女子ダブルス準決勝が行われた。世界ランク3位の永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)は同4位の高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)に2-0で勝利し、大会初となる決勝に進んだ。
序盤から長いラリーが続いた。激しい打ち合いに会場からは何度もどよめきが起こったが、永原は「我慢して、攻め急がなかった」と冷静に対処。第1ゲームを奪った。第2ゲームは劣勢の中で「離されないことを意識した」と松本。18-20に追い込まれても、気合の4連続得点で勝利につなげた。
五輪代表争いが白熱する中で、リオ五輪金メダルペアから挙げた1勝は大きい。今大会の結果は五輪選考に直接的な影響はないが、松本は「今日の試合は大きなものになる。ここでタカマツペアに勝ったことは自信につながる」と喜びをかみ締める。いきおいのままに初優勝も狙いにいく。