紀平梨花、4回転サルコー前向き「なんとかして入れたい」練習で3度着氷

SPに向けて公式練習で調整する紀平梨花=イタリア・トリノのパラベラ(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・GPファイナル」(5日、トリノ)

 女子の公式練習が行われ、昨年大会を制した紀平梨花(17)=関大KFSC=が本番会場で氷の感覚を確かめた。40分間の練習で4回転サルコーを3度着氷。練習後には「周りのみんながすごいので、私も4回転をなんとかして入れたい」と意気込みを語った。

 「いつも通りの感じでいいジャンプが跳べた。自分の中のリズムで跳んだ」と紀平。しかし同じリンクでは、ロシアのトルソワ、シェルバコワが次々と4回転を着氷しており、これにはさすがに苦笑いを浮かべるしかなかった。「本当にもう、たくさん跳びすぎていて、笑えてくる」と紀平。「でもみんなどんどん成長して新しいことをやっているので、それに私もついていかないと」と背筋を伸ばして語った。

 女子ショートプログラム(SP)は6日(日本時間7日早朝)に、4回転投入の可能性のあるフリーは7日(同8日早朝)に行われる。

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