瀬戸大也「かなり泳ぎこめる」 高地トレーニングに手応え
競泳のナショナルチームが5日、国内初の本格的な高地トレーニング施設となる長野県東御市のGMOアスリーツパーク湯の丸で合宿を公開した。2種目で東京五輪代表に内定している瀬戸大也(25)=ANA=は「環境がすごくいい。かなり泳ぎこめている」と成果を語った。
東京五輪を見据えて、標高1750メートルの高地に新設された施設だ。酸素濃度が低い高地での練習は平地に降りた際のパフォーマンス強化につながるため、これまでも海外で合宿が行われてきた。強化を国内で行えるメリットは大きく「日本なので融通が利くし、移動のストレスがない」と笑顔で喜んだ。
食事でも徹底したサポートがされる。各料理にカロリーが書かれ、選手は練習量に合わせて食事を取ることができる。瀬戸は毎回楽しみにしているといい「食べ過ぎてしまう」と苦笑いした。
今後も、2~3月と5月頃に長野県で合宿予定。今合宿では五輪本番前の高地の使い方を模索する。