コストルナヤ“美”世界最高首位発進「全て決められてうれしい」
「フィギュアスケート・GPファイナル」(6日、トリノ)
女子ショートプログラム(SP)が行われ、自身の持つSP世界最高得点を更新する85・45点をマークしたコストルナヤが首位発進した。平昌五輪金のザギトワ(ともにロシア)が79・60点で2位。紀平梨花(17)=関大KFSC=は70・71点で6人中6位だった。
あまりの美しさに、リンクはため息に包まれた。1番滑走のコストルナヤは、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を完璧に着氷。続く3回転ルッツ、フリップ-トーループの連続3回転を加点のつく出来栄えで成功させた。完璧な演技を見せて、スタンディングオベーションの大歓声を浴び「予定していたことを全て決められてうれしい」と笑顔で振り返った。
自身の持つ世界最高得点を0・41点更新したことについては、あまり気にしていない様子。「私は自分がすべきことをやるだけで、あとはジャッジが決めることなので。記録を求めるのではなく、ただスケートを滑るだけ」とした。