“先輩”トルソワ5位 トリプルアクセル転倒 4回転5本で14点差大逆転に挑む
「フィギュアスケート・GPファイナル」(6日、トリノ)
女子ショートプログラム(SP)が行われ、自身の持つSP世界最高得点を更新する85・45点をマークしたコストルナヤが首位発進した。平昌五輪金のザギトワが79・60点で2位。フリーで多種類の4回転を組み込むトルソワ(以上ロシア)はトリプルアクセルで転倒し、71・45点の5位だった。紀平梨花(17)=関大KFSC=は70・71点で6人中6位となった。
トルソワは「緊張した」といいながらも、果敢にトリプルアクセルに挑戦。1週間ほど前から徐々に降りられるようになり、今大会での投入を決めたという。女子はSPで4回転を入れられない規定となっているため、SPでトリプルアクセルを入れられることは大きなアドバンテージとなる。今回は挑戦的な意味合いも強かったようで「パフォーマンスには満足している」と語った。
首位コストルナヤとは14点差。フリーでは4種類5本の4回転を組み込む予定だけに、逆転の可能性は十分残されている。