志々目愛2月以来のV 五輪争い厳しい立場も「自信になった」

 「柔道・ワールドマスターズ大会」(12日、青島)

 男女計5階級が行われ、男子60キロ級で世界ランキング1位の永山竜樹(23)=了徳寺大職=が決勝でスペイン選手を下して優勝した。5試合全て一本勝ちだった。女子52キロ級は元世界女王の志々目愛(25)=了徳寺大職=が優勝。女子57キロ級は玉置桃(三井住友海上)が準優勝、準決勝で玉置に敗れた今夏世界選手権2位の芳田司(コマツ)は5位。世界女王で世界ランク1位の出口クリスタ(カナダ)は初戦の2回戦で敗退した。

 志々目は2月のGSパリ大会以来となる優勝を果たした。5月のGSバクー大会で右脚を負傷して苦しんだだけに「ずっと結果を残せていなかったので、優勝できて自信になった」と一息ついた。一昨年の世界女王だが、19歳の阿部詩(日体大)が昨年から2年連続世界一と急速に台頭。五輪代表争いで厳しい立場は変わらないが「可能性は低いが、一つ一つ勝つことで五輪に近づく」と不屈の姿勢を強調した。

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