体操・神本3冠 跳馬“飛び入り”「盛り上がれば」

 「体操・豊田国際競技会」(15日、豊田市総合体育館)

 男子は今秋の世界選手権(ドイツ・シュツットガルト)団体銅メダルメンバーの神本(かもと)雄也(25)=コナミスポーツ=が跳馬を14・033点で、平行棒を15・033点で制し、前日のつり輪と合わせて大会史上初の3冠を達成した。跳馬と鉄棒にオープン参加した白井健三(23)=日体大院=はそれぞれ14・566点と14・133点だった。

 神本が大会の歴史を塗り替える3冠を達成。最終種目の鉄棒も勝てば全種目優勝だったが、G難度のカッシーナで落下し「4冠が見えたけど、あと5ミリ届かなかった」と苦笑いした。当初予定のなかった跳馬は、出場選手が少なかったことから「国際大会なので少しでも盛り上がればと思って」と急きょ谷川翔(順大)に短パンを借りて演技。東京五輪代表争いは「個人総合で代表権を取るつもり」と飛躍を誓った。

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