競歩・山西利和、世界選手権で金は「たまたま」 東京五輪は「盤石というわけではない」
日本陸連の年間表彰式「アスレティックス・アワード2019が」16日、都内で行われた。10月の世界選手権男子20キロ競歩で金メダルを獲得し、東京五輪に内定した山西利和(愛知製鋼)は優秀選手賞を受賞。「初めての受賞で素直にうれしい。今までやってきたことが形になった」と喜んだ。
世界選手権で優勝しても「紙一重の勝負だったし、たまたま取らせてもらっただけ。今回勝ったから東京の金メダルが盤石というわけではない」と気を引き締める。今後は基礎体力やレースの技術を強化予定。「満遍なくベースアップしていけたら」と話した。
五輪開催地が札幌に正式決定したことについては「与えられた舞台でパフォーマンスをするだけ」と影響はない様子だった。