2019.12.16

競歩・川野将虎、五輪内定で「落ち着いて練習できてる」

表彰式後にポーズをとる（前列左から）藤井菜々子、北口榛花、鈴木雄介、山西利和、高山峻野、田中希実（後列左から）多田修平、白石黄良々、桐生祥秀、サニブラウン・アブエルハキーム、小池祐貴、戸辺直人、川野将虎＝ザ・プリンス　パークタワー東京（撮影・西岡正）

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　日本陸連の年間表彰式「アスレティックス・アワード２０１９が」１６日、都内で行われた。１０月の全日本５０キロ競歩高畠大会で従来の記録を２分２２秒更新する３時間３６分４５秒の日本新記録で初優勝し、東京五輪代表に内定した川野将虎（２１）＝東洋大＝が新人賞を受賞。「（五輪を決めた）実感はないけど、落ち着いて練習できてる」と現状を話した。

　１０月に世界選手権の同種目で優勝した鈴木雄介（富士通）に続き、２人目の東京五輪代表内定者となった。内定後はフィジカルトレーニングなどの土台作りを行っており「長いスパンを考えてできる安心感がある」と充実した練習を積んでいる。

　東京五輪での金メダルが期待されるが「金メダルっていうと後々プレッシャーになる」。黙々と東京での活躍を狙う。