ホッケー五輪組み合わせ発表 女子は世界ランク1位のオランダと別組
東京五輪・パラリンピック組織委員会は17日、東京五輪のホッケーの組み合わせを発表した。東京五輪における団体競技の対戦組み合わせ発表は初めて。男女とも12チームが参加し、1次リーグは6チームを2組に分けて総当たりで実施し、各組上位4チームが準々決勝に進む。B組の日本女子は世界ランク1位のオランダと別組となり、1次リーグA組の日本男子は初戦で世界ランク1位のオーストラリアと対戦する。
目標の金メダルへの追い風にする。世界ランクによって振り分けられる1次リーグの組み分け。14位の日本は1位のオランダと別組となった。都内で会見した日本代表候補の及川栞は「オランダと一緒じゃなくてホッとしている。最後にオランダと決勝で当たりたい目標がある。金メダルを取れる組分け」と、自信をみなぎらせた。
金メダルをにらみ、五輪出場経験を持つOG訪問を実施している。女子は04年のアテネ大会以降、4大会連続で五輪に出場。女子は過去8位が最高だが、直接話を聞くことでノウハウを頭にも染みこませる。
「ラグビーW杯の日本のようにしっかり結果を残すこと。ホッケーは日本ではマイナーなスポーツ。メジャーにできるように結果を残す」。及川の覚悟が、さくらジャパンを頂点へと押し上げる。