八村塁 前半に負傷…無念の退場 検査後に次戦出場判断
「NBA、ピストンズ119-133ウィザーズ」(16日、メンフィス)
ウィザーズの八村塁(21)は敵地デトロイトでのピストンズ戦に開幕から25試合連続で先発し、前半終了間際に負傷して後半は出場しなかった。7得点に終わり、連続2桁得点は8試合で止まった。第2Q終盤にゴール下で競り合ったところで、そけい部を負傷したとみられる。17日に検査を受け、次戦18日のブルズ戦に出場するかどうかを判断する。
無念の途中退場となった。第2Qの残り30秒を切ったところで相手シュートが外れ、リバウンドに跳んだ八村が味方と接触したように見えた。コートに倒れ普段は痛がるそぶりを見せない男が、前半終了時には両膝に手をつき動けなかった。スタッフに付き添われて退くと、再びコートに戻ることはなく、試合後もロッカールームに姿はなかった。
第1Qは7得点。主力を欠くピストンズ相手にチームも優位に試合を進めた中でのアクシデントで、八村自身の2桁連続得点は8試合で止まった。
「今は分からない。明日には良くなっていることを望んでいる」とブルックス監督。開幕から全試合に先発し得点やリバウンドで貢献している新人の状態を気に掛けた。