パワハラを巡る問題で昨年6月に至学館大レスリング部監督を解任され、11月に同職への復帰が発表された栄和人氏(59)が18日、都内で全日本選手権(19~22日、駒沢体育館)の監督会議に出席。謝罪会見を開いて以来1年半ぶりの公の場で、「とにかく選手のために頑張るだけです」と意気込みを語った。
栄氏は昨春、伊調馨らに対して行ったパワハラ行為が認定され、日本協会の強化本部長を辞任。至学館大の監督も解任された。今回約2年ぶりにセコンド復帰する可能性もあるが、「とにかくしっかり強化をしたい。試合に集中する」と話し足早に会場を後にした。