ロ、スポーツ仲裁裁判所に提訴へ 反ドーピング、五輪など除外問題

 【モスクワ共同】タス通信によると、ロシア反ドーピング機関(RUSADA)の監督委員会は19日、モスクワで会合を開き、ロシア選手団を東京五輪・パラリンピックなど主要大会から4年間除外するとした世界反ドーピング機関(WADA)の処分を不服とし、スポーツ仲裁裁判所(CAS、本部ローザンヌ=スイス)に提訴することを決定した。

 今後はCASの判断が焦点となり、聴聞会などを通じて処分の妥当性などで結論を出す。WADAはCASの最終判断が来年3月か4月にも出ると期待しており、潔白を証明した選手に与える個人資格の審査や国歌使用など東京五輪に向けたガイドライン策定を急ぐ。

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