坂本花織「ぎゃ~」と悲鳴 公式練習でまさかの転倒

公式練習中に氷に倒れ込む坂本花織=代々木第一体育館(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・全日本選手権」(20日、代々木第一体育館)

 21日の女子フリーへ向けた公式練習が行われた。昨年女王でショートプログラム(SP)3位の坂本花織(19)=シスメックス=は、まさかのハプニング?に悲鳴を上げた。

 練習開始からわずか5分後、一般客がまだ入場していない静かなリンクに「ぎゃ~」という悲鳴が突如こだました。声の主は坂本。ジャッジ席の目の前にうずくまった。

 足を上げたスパイラルの際、その上げた足がジャッジ席に引っかかるような形になり、氷にまさかの“落下”。近くを滑っていた山下真瑚(愛知・中京大中京高)が心配して駆け寄るほどだった。しばらく立ち上がれなかったが、痛みをこらえたような、恥ずかしいような複雑な表情で立ち上がると、腰のあたりをさすった。

 その後行われた曲かけ練習では、3回転フリップ-3回転トーループの連続ジャンプを着氷するなど、軽症を強調。指導する中野園子コーチも「大丈夫です」と話した。

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