卓球・水谷隼が腰痛で欠場「限界を超えた」五輪代表の団体選出へ不安
日本卓球協会は20日までに、水谷隼(30)=木下グループ=が腰痛悪化のため、21日開幕のジャパン・トップ12大会(仙台市)を欠場すると発表した。東京五輪のシングルス代表を逃し、強化本部の推薦で来年1月6日に決まる五輪団体戦メンバーの発表を、直前にアピールできないまま迎えることになる。
15日まで行われたワールドツアー・グランドファイナルも腰痛を抱えてプレーし「腰が砕け、限界を超えたかなというのはある」と不安を口にしていた。日本代表は東京五輪を最後に引退する意向を示しているが、心身の状態が不十分なら東京大会の団体要員にも選ばれない可能性がある。
グランドファイナル終了後には日本男子の倉嶋洋介監督と面談。関係者によると今回の欠場はあくまで腰痛によるもので「メンタル面はしっかりしていて、意欲はある様子」という。