天理大が逆転で4強 「後半は守ってアタックして」6トライの猛攻
2枚
「ラグビー大学選手権・準々決勝、天理大58-28流通経大」(21日、花園ラグビー場)
天理大は前半17-21と劣勢に立たされながら、後半は6トライの猛攻。逆転で2年連続の4強入りを果たした。準決勝は来年1月2日、秩父宮で早大-天理大、明大-東海大の組み合わせで行われる。
前半の3トライずつ奪う激しい攻防から、後半はワンサイドゲーム。フランカー岡山仙治主将(4年)は「前半は流通経大さんの展開するアタックに受け身になって、簡単なタックルミスやディフェンスのミスで殴り合いの試合になった。後半は守ってアタックしてトライすることができた」と修正力の勝利を強調した。
次戦は早大との対戦。8月15日に行った練習試合では14-33で敗れている。岡山主将は「早稲田大学さん対策より、自分たちのしつこいディフェンスを遂行したい」と堅い守りから勝機をつかむ思い。小松節夫監督は「(早大は)きっちりとしたラグビーをされる。素晴らしいチーム。胸を借りるつもりでやっていきたい」と話した。