朝乃山、トランプ大統領から表彰は「緊張した、下手なことしたら撃たれるんじゃ…」
大相撲の小結朝乃山(25)=高砂=が23日、都内で報知プロスポーツ大賞の授賞式に出席した。今年は夏場所で初優勝し、初の年間最多勝も獲得したことを評価。プロ野球西武の森友哉、巨人・阿部慎之助2軍監督、ヤクルト・村上宗隆、ボクシングの世界王者・井上尚弥(大橋)、女子プロゴルファー・渋野日向子、男子プロゴルファー・今平周吾、ラグビー日本代表の田中史朗、山中亮平と肩を並べた。
壇上では「去年より充実した1年になった。初優勝してそこから改めて強くなりたい意思が出てきた」と今年1年を振り返った。夏場所優勝時には米トランプ大統領から表彰されるなど歴史的快挙。「(大統領が)目の前で立たれた時は緊張した。SPも土俵の上に4人くらいいたので下手なことしたら撃たれるんじゃないかと思った」と笑わせた。
来年は大関に挑む年になる。関脇昇進が濃厚な初場所へ「2桁勝たないといけない意識は強い。関脇で2桁勝たないとそれ(大関)を口にしてはいけない」と、力強く壇上で話した。
居並ぶ一流アスリートと過ごした最高の時間。「僕がテレビで見た人たち。一緒のテーブルに座れたのは刺激になる。19歳の(ヤクルト)村上くんは刺激になる。年下ですし、渋野選手も年下。サバサバした印象。笑顔もいいですよ。また来年も呼ばれるように」と、誓った。