スピードスケートの全日本選手権は26~29日に長野市エムウエーブで行われる。25日は有力選手が最終調整し、女子の高木美帆(25)=日体大助手=は「勝ちにいくのは大前提。緊張感の中で狙ったことができるかが大事」と語った。
今月中旬に同じリンクで行われたW杯第4戦から調子は上向き。レースごとにテーマを持って臨むエースは「いろいろ試したい」と余裕が生まれてきた様子だった。
昨季まで短距離から長距離の4種目総合で争う「オールラウンド」と、500メートルと1000メートルを2度ずつ滑る「スプリント」を分けて開催したが、今季から1大会にまとめて、それぞれの部門で総合優勝者を決める。