青森山田が初出場で初勝利 トンガ留学生コンビが活躍 高校ラグビー

 前半、トライを奪う青森山田リサラ・フィナウ(中央)
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 「全国高校ラグビー大会・1回戦、青森山田29-0坂出第一」(27日、花園ラグビー場)

 初の花園に挑んだ青森山田が、坂出第一(香川)に29-0で快勝し、2回戦に駒を進めた。

 トンガ出身の留学生コンビを筆頭に、前半から攻め立てた。NO8を務めるリサラ・フィナウ(2年)は、前半6分にゴール前15メートル付近から突破しトライを決めると、前半25分にも自陣30メートルからボールを奪い独走トライ。「1対1が一番好き。絶対負けない自信があります」と持ち味を存分に発揮し、勝利を呼び寄せた。

 チームをまとめ上げてきた船水海斗主将(3年)は「花園での勝利は素直にうれしい」と喜んだが、「自分たちのプレーはできなかった。攻撃力のある(留学生)2人をうまく使えるように、コミュニケーションをしっかりとって次に挑みたい」と早くも気持ちを切り替えた。

 まずは目標に掲げるベスト16へ。チーム一丸となって、夢の舞台で大暴れする。

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