姫野の挑発にリーチ「無視しました」母校直接対決を前に闘志

リーチ(中)と徳永は試合後に約1時間サイン。小さなファンと握手する
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 「ラグビートップリーグ・オープン戦、東芝38-19トヨタ自動車」(28日、東芝府中グラウンド)

 母校同士の激突を前に、日本代表ナンバー8姫野和樹(トヨタ自動車)が、同フランカーのリーチ・マイケル主将(東芝)に勝利宣言した。

 全国高校ラグビー(花園)で、姫野の母校・中部大春日丘とリーチの母校・札幌山の手は、30日の2回戦で対戦する。3000人を集めて行われた練習試合を終えて、姫野はリーチの下にあいさつに行くと「春日丘が勝ちます」と挑発した。

 リーチは「無視しました」とニヤリ。1回戦前に後輩にビデオメッセージを送ったが、「もう一度送りたいですね」とゲキを届ける思い。「勝って2回戦初突破してほしい」とエールを送るとともに、「大会が終わったら、(札幌市内の)びっくりドンキーでおごってあげたい」と笑顔を見せた。

 リーチ自身が高校時代に体を大きくするために通った店が「びっくりドンキー」。後輩たちに懐かしの味を振る舞う思いだ。

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