姫野VSリーチ母校対決、中部大春日丘が完封勝ち
「全国高校ラグビー・2回戦、中部大春日丘19-0札幌山の手」(30日、花園ラグビー場)
日本代表対決は姫野和樹の母校・中部大春日丘(愛知)が3トライを奪い、リーチ・マイケルの母校・札幌山の手(南北海道)に完封勝ちした。
ジャッカルが得意の先輩同様、隙は逃さない。開始20秒、フランカー吉田柊也(2年)が相手キックをチャージし、そのまま左中間へ先制トライを決めた。
今月、母校を激励に訪れた先輩はジャッカルを実演。プロップ田中希門(3年)は先輩直伝の技を何度もさく裂させた。後半10分、貴重なトライを奪うと、敵のキーマンで“リーチ2世”のナンバー8ヴェア・タモエフォラウ(3年)にはタックルを浴びせ、封じた。
「姫野先輩が励み。負けないようにしたい」と田中。次戦は強敵、常翔学園(大阪第2)。W杯で8強入りした先輩に続き同校初の花園8強を狙う。