東洋大・相沢晃に箱根駅伝“MVP”金栗四三杯 「世界で通用する選手に」2区で区間新
「箱根駅伝・復路」(3日、神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)
最優秀賞に当たる「金栗四三杯」は2区で史上初の1時間5分台となる区間新記録を樹立し、7人抜きを成し遂げた東洋大の相沢晃(4年)が受賞した。
「すごくうれしい」と相沢。「今回の賞を自信に変えて、今後、頑張っていきたい」と喜んだ。
また、箱根駅伝について問われると「入学するときは『ゴール』って言っていたと思うけど、今一言を挙げるなら、やはり『通過点』」と表現。「金栗四三さんの目指してほしかった『箱根から世界へ』という思いも、学年を重ねるごとに増してきた。今回の区間新もすごく自信になったので、今後世界で通用する選手になれたら」と力強く語った。
金栗四三は昨年のNHK大河ドラマ「いだてん」の主人公の1人。日本人初のオリンピック選手の1人でストックホルム大会から3度オリンピックに出場。箱根駅伝の開催にも尽力した。