箱根総合Vの青学大 主務の「門限フリー」要望を原晋監督却下「みんな寮が楽しい」
2、3日に行われた「第96回箱根駅伝」で総合優勝を果たした青山学院大チームが優勝から一夜明けた4日、日本テレビ系情報バラエティー「ズームイン!!サタデー」に出演した。
箱根駅伝の裏話を披露したメンバー。その流れで、選手たちを支え続けた上村臣平主務(4年)が、ご褒美をもらえるならという質問に対して「一番欲しいのは門限フリー。寮の門限が10時なんです。9時半に帰って来ないと寮の人たちが心配する。それくらい厳しくて。友達とか彼女ができても遊びに行けない。後輩たちにいいのものを残したいので…たまには(門限フリーの日が)あってもいいんじゃないかと」と、年ごろの青年ならではの要望を控えめに打ち明けた。
このお願いに原晋監督(52)は「これがねえ。寮が楽しいんですよ、みんな。よそで遊ばなくてもちゃんと帰ってきて、寮で仲良くやってます!」と、寮生たちをほめながら優しく却下。これには選手たちも思わず吹き出した。原監督はさらに「外で遊ぶよりも、中で楽しくワイワイやる方がね」と重ねた。
お願いを却下された上村主務だったが「やっぱり寮は楽しいので門限に帰ってきた方がいいと思います…」と、あっさり取り下げていた。