瀬戸「東京五輪は自分の五輪にする」 萩野とパパ対決「今度は勝つ!」
競泳男子で東京五輪代表に2種目内定している瀬戸大也(25)=ANA=が4日、都内で水泳教室などのイベントに参加した。
大みそかは紅白歌合戦のゲスト審査員を務めバタバタ。気付けば年が明けており「普通に2020年が始まった」。それでも五輪イヤーの幕開けに「本番も普通がいい。自信をつけたら五輪も普通に過ごせるし、普段通りの泳ぎができたらいいパフォーマンスが出る」と気負わない1年をテーマに掲げた。
年明けは家族や親戚と過ごし「いい正月になりました」。3日から練習を再開した。メダルへの自信を問われると「メダル取るじゃ話にならない。金メダルしか狙っていない」ときっぱり。今は「負けるイメージがない」とも断言した。
五輪の金メダルを争うライバル萩野公介(ブリヂストン)は、昨年末に第1子が誕生していたことを2日に報告したばかり。瀬戸は「まさか東京五輪がパパ対決になるとは全く思っていなかった。不思議な気持ちと、うれしい気持ちもある」と祝福した一方で「今回は勝ちます」と宣言し「東京五輪は自分の五輪にするって強い気持ちでいけたら」。先輩パパとしてはもちろん、現世界王者としての意地をのぞかせた。