渡辺一平 世界新4月の日本選手権で「ガツンと出したい」代表&五輪金だ!
競泳で19年世界選手権男子200メートル平泳ぎ銅メダルを獲得した渡辺一平(22)=トヨタ自動車=が8日、埼玉県所沢市で練習を公開した。東京五輪代表選考会を兼ねた4月の日本選手権(東京アクアティクスセンター)では、自身の持つ日本記録(2分6秒67)はもちろん、世界選手権金メダルでライバルのチュプコフ(ロシア)が持つ2分6秒12の世界記録更新を目標に掲げた。
東京五輪での金メダルを見据え、4月の日本選手権で「ガツンとタイムを出したい」と渡辺。コンディション次第としながらも「狙うは2分5秒台」といい「そこで出すことがライバルにプレッシャーを与えることになる。最低でも自己ベスト」と力強く語った。
正月の短いオフは地元大分へ帰り「サザエを20個くらい食べた。リフレッシュできた」と心新たに五輪イヤーを迎えた。2020年の漢字は魅了の「魅」。日本のお家芸である平泳ぎでの頂点へ、タイムはもちろん、観衆を沸かせる泳ぎを目指す。