柔道・井上監督、山下氏へエール「先生にしかできないことを」
柔道日本男子の井上康生監督(41)が11日、ハワイでの代表合宿を終えて成田空港に帰国した。現役時代から薫陶を受けてきた山下泰裕氏(62)がIOC委員に就任したことを受けて、「柔道家としても嘉納先生以来で大変誇らしいこと。お体だけは気をつけて、(山下)先生にしかできないことをやっていただきたい」とエールを送った。
東京五輪に向けて、全日本柔道連盟の会長も務める山下氏がJOC強化本部長時代に掲げた「金メダル30個」を目指す上でも柔道に懸かる期待は大きい。「現場で活躍することが、先生に対して少しでも力になれるものではないかと思う。7月の東京五輪に向けて一日一日大事に戦っていきたい」と気持ちを新たにした。