炎鵬、鮮やか下手投げで巨体・宝富士を転がす 場内大歓声!自己最高位で白星発進
「大相撲初場所・初日」(12日、両国国技館)
関取最小兵の炎鵬(宮城野)は宝富士(伊勢ケ浜)に鮮やかな下手投げを決めて、白星スタートとなった。
身長168センチ、体重99キロの業師・炎鵬は右で張って中に入ろうとしたが、身長で17センチ、体重で69キロ上回る宝富士に抱え込まれ、土俵中央で動きが止まる。しかし攻めることを止めず、低い姿勢で前まわしをとり、最後は寄っていくと見せかけて鮮やかな下手投げで巨体を転がし、場内は大歓声となった。
昨年の名古屋場所から3場所連続勝ち越し中で、番付も自己最高位の西前頭5枚目まで上げてきた。上位陣との対戦も見込める今場所はいつも以上に注目度も高い。
2日目は正代(時津風)と対戦する。宝富士は明生(立浪)と顔を合わせる。