女子JX-ENEOS7連覇 ダブルダブルで渡嘉敷MVP「いいスタート切れた」

7連覇を達成したJX-ENEOSの選手たち
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 「バスケットボール・皇后杯全日本選手権、JX-ENEOS83-53デンソー」(12日、さいたまスーパーアリーナ)

 7連覇と初のMVP獲得。東京五輪会場を舞台に、渡嘉敷が最高の形で五輪イヤーのスタートを切った。両軍トップタイの31分間プレーし、ダブルダブルを達成。勝利の重圧の中でタイトルをつかみ「無事優勝できて本当に良かった」とホッと胸をなで下ろした。

 日本代表主将で相手の大黒柱である高田との“直接対決”。「ディフェンスで気合を入れすぎて、オフェンスであまりいいところがなかった」と苦笑いを浮かべたが、火花散るマッチアップで会場を沸かせ「楽しかった」。高田のフィールドゴール成功数を12本中2本に抑えるなど、陰の活躍も光った。

 大会を終え「やっと声を大にしてあけましておめでとうって言える。ここから2020年が始まるんだなって気持ち。優勝していいスタートが切れた」と渡嘉敷。「もっとレベルアップして、日本代表の一員として勝利に貢献できるように頑張りたい」。夏にはさらにたくましくなった姿で、この地へ帰ってくるつもりだ。

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