「卓球・全日本選手権」（１４日、丸善インテックアリーナ大阪）

　混合ダブルスの３、４回戦が行われ、３連覇を目指す森薗政崇（ＢＯＢＳＯＮ）伊藤美誠（スターツ）が１５日の準々決勝へ進出した。３回戦を３－２とフルゲームで勝利。４回戦も２ゲームを先取した後、第３ゲームで最大５点のリードを奪われたが、そこから追い上げてストレート勝ちした。伊藤は「３回戦があったので、（４回戦の）３ゲーム目で気持ちを締め直せた」と言い、森薗も「全日本は怖いと再認識した」と納得の表情を見せた。

　前日の２回戦は赤、この日は３、４回戦で青系の２種類のユニホームを着た２人は、伊藤が選んだピンクのユニホームも用意していると言い、「楽しみにしてほしい」と声をそろえた。ピンクの華やかなユニホームは「気分が上がる」と伊藤。森薗も「僕らは見てもらってなんぼ」と観客へのアピールに臆することはない。

　「そのうち美誠が作ったオリジナルを着たい」と言う森薗に応じて、「洋服のデザインもしたい」という“おしゃれ好き”な伊藤は「（女子が履く）スコートの方が足が開くから実感してほしい」とにんまり。しかし、それに対しても相棒は「見てる人が不快かも？でも、すね毛をそって」と、まんざらでもなさそうだった。