関西スポーツ賞にラグビー日本代表ら 特別賞に阪神・近本とオリックス・山本
関西運動記者クラブ選定の第63回関西スポーツ賞の受賞者が14日、決まった。
団体は履正社高硬式野球部、大阪桐蔭高ラグビー部、ラグビー日本代表(トンプソン・ルーク=近鉄、山中亮平、中島イシレリ、ラファエレ・ティモシー、アタアタ・モエアキオラ=神戸製鋼、ビンピー・ファンデルバルト=NTTドコモ)、個人は女子ゴルフの古江彩佳、飛び込みの寺内健、自転車BMXの中村輪夢を選んだ。
特別賞は阪神・近本光司外野手とオリックス・山本由伸投手。勇退する関学大アメリカンフットボール部の鳥内秀晃監督と京産大ラグビー部の大西健監督に功労賞を贈る。
表彰式は20日に大阪市内のホテルで開かれる。
受賞者と選考理由は次の通り。
【団体】履正社高硬式野球部 夏の甲子園大会で初優勝▽大阪桐蔭高ラグビー部 全国高校大会で初優勝▽ラグビー日本代表 W杯日本大会で日本初の8強
【個人】古江彩佳(フリー)富士通レディースで史上7人目のアマチュア優勝▽寺内健(ミキハウス)夏季最多6度の五輪代表▽中村輪夢(ウイングアーク1st)日本男子初のW杯優勝と年間王者
【特別】近本光司(阪神)セ・リーグ新人最多安打記録更新と盗塁王▽山本由伸(オリックス)自身初タイトルの最優秀防御率
【功労】鳥内秀晃(関学大)92年から指揮し、甲子園ボウル12度、ライスボウル1度制覇▽大西健(京産大)73年の就任以来、リーグ優勝4度、全国4強7度