女子3人制バスケ日本代表が練習公開 出場権獲得へ「戦えるチームに」
3人制バスケットボール女子日本代表が15日、都内で練習を公開した。同代表は東京五輪の開催国枠が得られなかったため、まずは3月の五輪予選(インド)で上位3位以内に入り出場権獲得を目指す。
トーステン・ロイブル・ディレクターコーチは、今合宿のテーマに「戦えるチームにすること」と掲げた。最初のチームミーティングでは、3月へ向けて「予選を通らないと五輪はない。いかに勝つかだけを考えていこう」と伝えたといいう。
普段は5人制でプレーする選手ばかりのため、いち早く3人制のリズムをつかむことを前提に、「いかに勝てるチームにするか。(世界と比較して)サイズがないことを逆手に取り、スキルとスピードで勝ちたい」と勝利を強調した。
篠崎澪(28)=富士通=は「東京五輪は絶対に出場したいし、このチームで五輪の切符を勝ちとって、メダルを目指して頑張りたい」と決意。五輪予選は「本戦より厳しい戦いになる」とし「まず五輪予選にピークを持って行けるようにプレーしたい」と語った。