ラグビー日本代表が「ローレウス賞」にノミネート 元オールブラックスも絶賛

 世界40カ国以上でスポーツを通じた社会貢献活動に取り組んでいるローレウスが主催する「ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード2020」の7部門のノミネートが15日、記者投票により決定し、日本からは女子テニスの大坂なおみ(22)=日清食品=が年間最優秀女子選手部門、昨年のW杯でベスト8に初進出したラグビー日本代表チームが年間最優秀成長部門にノミネートされた。

 「ローレウス・アワード」は20回目を迎え、今日ではスポーツ界で最も名誉のある賞典のひとつだとされている。昨年はフィギュアスケートの羽生結弦が年間最優秀復活部門、大坂が年間最優秀成長部門にノミネートされ、大坂が日本人で初めて受賞した。

 ラグビー日本代表はW杯での活躍が評価され、元オールブラックスのレジェンドで、ローレウス・ワールド・スポーツ・アカデミー会長のショーン・フィッツパトリックも、「今回のラグビーワールドカップは衝撃的であり、興奮に満ちていた。開催国である日本の活躍は誰もが称賛するだろう。日本代表の選手たちは非常にエキサイティングで素晴らしいラグビーを見せ、日本ラグビー史上初めての決勝トーナメント進出という快挙で驚かせてくれた。フィールド外でも、運営者とファンらがこのワールドカップを忘れられないものにしてくれた。日本代表がシックス・ネイションズかザ・ラグビーチャンピオンシップに参戦するのでは、という話も耳にするほど盛り上がっている。スポーツの未来に興奮を抱かせてくれる話だ。彼らの素晴らしいパフォーマンスを祝福したい。彼らは個人にとっても、国にとっても、スポーツがいかに特別であるかということを具現化してくれた。ロ-レウス年間最優秀成長部門にとてもふさわしい候補だと思う」と語った。

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