瀬戸大也が桃田にエール「同じ色を目指す仲間、早く良くなることを祈っている」
競泳男子で、2種目で東京五輪代表に内定している瀬戸大也(25)=ANA=が17日、2020年初戦である国際水泳連盟(FINA)のチャンピオンズシリーズ(CS)北京大会(18、19日)に出場するため、羽田空港から出発した。
自身も頻繁に海外遠征に訪れる身。だからこそ、同じ1994年生まれであるバドミントン・桃田賢斗(NTT東日本)が事故に遭ったニュースは衝撃だった。「怖いですよね」と瀬戸。「自分は移動では絶対にシートベルトはするようにしている。不用意な外出も控えてはいる」と言い「1日も早く回復してほしい。五輪まで日数も少ないので」と願った。
桃田とは昨年末に知り合う機会があり、「すごく気が合う」(瀬戸)と、その後も交流が続いていたという。事故の前日にもラインで連絡を取ったばかりで、事故後にも連絡。「ビックリしました。なんとか大丈夫ということだったので、早く良くなってねという風に伝えた。同じ色を目指してやっている仲間。早く良くなることを祈っているし、自分たちは自分たちのことをしっかりやりたい」と仲間を気遣った。
新年初レースへ向けては、強化練習のまっただ中であることも考慮し「楽しんでスタートしたい。その中で勝つところは勝てるように、集中してやりたい」と語った。